ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、経済動向の要因(ファンダメンタルズ)を分析し、将来の為替動向を予測する方法のことです。
ファンダメンタルズは、各国の経済成長率、インフレ率、失業率、国際収支などの動向から示されます。

プット・オプション

プット・オプションとは、通貨を売る権利のことです。
通貨を売買する権利を「オプション」といい、通貨を買う権利のことを「コール・オプション」といいます。

プラザ合意[Plaza Accord]

1985年9月、アメリカの呼びかけにより、当時の先進5ヵ国(日、米、英、独、仏)の中央銀行総裁や大蔵大臣・財務長官がニューヨークのプラザホテルに集まり、 ドル高修正のために為替市場での協調介入を行うことを決議し、合意を行ったこと。

ブル[Bull]

ベアの反意語。相場の上昇基調、強気、強気派のこと。
例えば、ドルの価値が上昇すると考えて強気になることをドル・ブルといいます。

分別管理

顧客が取引所為替証拠金取引を行うために取引業者に預託した証拠金を当該業者の資産と切り離して取引所に直接預託し管理すること。

ちょっと詳しい用語解説

ファンダメンタルズ

ファンダメンタルズとは、経済活動の状況を示す基礎的で根本的な要因のことを指していて、日本語では、経済の基礎的条件と訳されます。

ファンダメンタルズの判断として利用される代表的な指標に、景気指数、雇用統計、消費者信頼感指数、国内総生産(GDP)などが挙げられます。

おおくの場合はマーケットの行く末を占う基本的な方法として、ファンダメンタル分析と、テクニカル分析があるといわれています。

ファンダメンタルとは、このファンダメンタル分析を行う際に、重要な判断の要素となる経済の基本的な状態の情報のことなのです。

具体的な使い方としては

「今。日本のファンダメンタルズは弱いといわれています。」

「ファンダメンタルズをみると、現在のチャートの動きをそのまま信じてよいのか判断に迷う。」

といった使い方がされます。

ファンダメンタルズは比較的大きなスパンでその経済状態を占うことができるものといわれています。
ですのでその結果がすぐに価格に反映されるというような考え方はせずに、大きなトレンドをつかむといった使い方をすると効果的であるといわれています。

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントとは、イタリアの数学者フィボナッチが考案したフィボナッチ数列を応用したテクニカル指標の一種です。

役割としては、マーケットの上昇や下降の目標価格を推測するのに用います。

計算方法が簡単なことや、ほとんどのチャートシステムに組み込まれているため、その名前から感じる難解そうな印象に反して、テクニカル指標のなかでもっともポピュラーなものの一つといえるのではないでしょうか?

フィボナッチリトレースメントでは、38,2、50、61,8。この3つの数字をよく使います。

それでは、実際の使い方です。

まずドル円が90円から100円まで上昇したとします。

この時100円を頂点として、ダウントレンドが始まった場合の下値支持線の目安をフィボナッチリトレースメントで求めます。

・96,18円(上昇した10円の38,2%戻し)
・95円(上昇した10円の50%戻し)
・93,82円(上昇した10円の61,8%戻し)

として下値の止まりどころとして意識します。

含み損益

含み損益とは、FXにおいては、ポジションを建てた時の価格と現在の価格を比較して、決済前の状態での仮の損益のことをいいます。

つまり3日前にドル円を100円で10000通貨、買いで購入したとします。
その後相場がうごいて現在は、ドル円のレートは、100,5円まで上昇したとします。

この場合は、現時点で0、5円分の含み益がでているといいます。10000通貨ですので、金額にすると5000円の含み益がでていることになります。

また逆に相場がうごいてドル円の現在のレートが99、5円だとします。

この場合は先ほどの場合とは逆に0、5円分の含み損が出ており、現時点で5000円の含み損が出ていることになります。

以前からもっているポジションが100円の売りであれば、100、5円のときには5000円の含み損、99、5円の時には、5000円の含み益がでているということになります。

フリーフォール

フリーフォールとは、その言葉の意味する通り、相場が急落する様をあらわした表現です。

FXの掲示板などでは「ナイアガラ」という表現もあるようです。

少しづつ下落するのではなく、短時間であっと驚くほどの値幅で下落していく様を表しています。

ブラック・マンデー

ブラック・マンデーとは、日本語では「暗黒の月曜日」とも呼ばれ、1987年10月19日の月曜日に起きた空前の世界的株価の暴落のことをいいます。

この日、ニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が508ドル、22、6%の大暴落となりました。下げ幅では1929年10月29日のブラック・サーズデーを上回りました

ブラックサーズデーを上回る下落を記録したということブこの日をラック・マンデーと呼ぶようになりました。

暴落の影響が非常に大きかったので、このブラックマンデー後に、大統領特別委員会であるブレイディ委員会をはじめとして、多くの機関がその暴落の原因とそのメカニムの研究を行いました。

研究の結果、機関投資家などの大手の投資機関が使用していたコンピューターを使った自動的な売買の注文システムであるプログラム売買による売りのスピードが必要以上に加速される問題を筆頭にさまざまな問題点が明らかになりました。

この結果を受けて、プログラム売買が制限されました。

また、連鎖的な暴落を防止するための一定のルールがニューヨーク証券取引所に導入されました。

ブラック・サーズデー

ブラック・サーズデーとは、ニューヨーク・ウォール街で株価大暴落が起きた1929年10月24日の木曜日のことで日本語では文字通り暗黒の木曜日と呼びます。

この株価大暴落を引き金に世界大恐慌が始まりました。

1920年代のアメリカは、第1次世界大戦の軍需で好景気を謳歌していました。「黄金の20年代」の言葉もあるように、エロ・グロ・ナンセンスなどという文化が世界中を席巻した平和な時代がやってきました。

しかし、1920年代も後半になるとだんだんと景気後退の兆しが見られはじめるようになってきました。

そして1929年10月24日、その日の取引が開始されると、わずか1時間ほどの間に株価は急激に下落しました。

その下落スピードに取引参加者はパニック状態になり、株を投売りしてしまいます。
いわゆる狼狽売りですね。
この狼狽売りが株価の下落スピードを更に加速させました。

その日は介入などによって幸運にも前日の終値まで値を戻しました。

しかしながら安心もつかの間、5日後の1929年10月29日火曜日に株価は再び下落してしまいます。

この日はブラック・サーズデーを上回る売りがマーケットに殺到しました。

この大暴落を引き金に世界は大不況へとはいっていきます。

双子の赤字

双子の赤字とは、アメリカの財政赤字と貿易赤字を指します。
アメリカを苦しめている重大な要素の一つとしてよく新聞、TVなどで使われる言葉です。

この双子の赤字という状態は、アメリカの慢性病のような部分があります。レーガン政権がおこなった経済政策「レーガノミックス」がその発端といわれています。

80年代前半の米国では減税政策や国防支出などで財政赤字が拡大し、国際競争力の低下していました。

その財政赤字を補填するため国債を発行しましたが、その国債の必要費用の増大が生じました。

また、国際競争力が低下することで追い討ちをかけるように貿易赤字も増大し、ドルの信用が大きく低下し、急激な円高・ドル安の状態となりました。

当時大統領だったレーガンは強いドル政策を推し進めて、海外から資金を呼び込むために、高金利政策をとりました。

結果、ドル高が続いて米国の製造業者等輸出関連の企業からの不満が増大しました。

また実体のないドル高状態を作り出したために、貿易収支の赤字の拡大にもつながります。

クリントン政権下のニューエコノミーとも呼ばれた長期の好景気によっていったん脱却した時代もあったのですが、ブッシュ政権がイラク戦争やテロ対策費、大型減税を行ったことによって財政赤字は過去最大に。

国内消費が好調だったために輸入増によって貿易赤字もさらに膨らみ、貿易赤字の額も過去最大になって、レーガン政権以来再び双子の赤字がクローズアップされることになっています。

フォレックス

フォレックスとは、外国為替証拠金取引のことを指し、Foreign Exchangeの略称です。これをさらに短く略したのがFXです。

FX取引会社などのホームページでもよく出てくる言葉ですので把握しておきましょう。

このFXを知らない普通の人の感覚ですと、外国為替といえば海外旅行の時の日本円と外貨との両替が一番最初に思いつくのではないでしょうか。あとはニュースの一番最後にやる「それでは、株と為替の値動きです。」という部分でしょうか?

このように広義な意味合いをもつFXですが、金融の世界からの視点ですと、海外との間で発生した債権や債務を、現金を受け渡しせずに決済することといえます。

また、この外国為替市場で、実際に取引を行っている人をフォレックス・ディーラーと呼びます。

その他の呼び方としては、外国為替ディーラー、外為ディーラー、FXディーラーなどがあります。

近年の外為法の改正で、個人でも外国為替証拠金取引を扱っている業者を通じて、外国為替市場に参加することが出来るようになりました。

インターネットの普及により、ネット専用証券会社が増え、手数料も自由競争でどんどん安くなってきています。

その為、以前に比べて気軽に外国為替証拠金取引を行えるような環境が整ってきています。

不良債権

不良債権とは、貸し付けた企業の経営悪化、さらに破綻などの理由で、回収が困難になる可能性が高い貸出金のことです。

以下に金融再生法に基づく不良債権の分類を記します。

●破産更生債権及びこれらに準ずる債権

●危険債権

●要管理債権

●正常債権

それぞれの条件に関して記します。

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、法的に経営破綻に陥っている債務者と、法的な経営破綻には陥ってないものの、実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権のことです。

危険債権とは、経営破綻には陥っていないものの、今後経営破綻に陥る可能性の大きい債務者に対する債権のことです。

要管理債権とは、元本や利息の支払いが3ヶ月以上延滞している債権で、3ヶ月以上延滞債権ともいいます。

または、金利や返済期限などの貸出条件を当初の約束よりも緩和している債権のことをいいます。

正常債権とは、上記の要管理債権、危険債権、要管理債券及びこれらに準ずる債権以外のものに分類される債権のことをいいます。

ブルとベア

ブルとベアとは、相場にたいする強気、弱気を現す言葉です。

ブルが相場に対して強気の意味を現します。つまりドル円でドルブルといえば、ドル円買い派であるということになります。

このブルの語源ですが、雄牛が角を下から上へ突き上げるようにして攻撃することが、下から上へと力強くという比喩からこのブルという言葉が使われるようになりました。英語表記は「bull」意味は文字通り雄牛です。

ほかの用法としては、値段が上がっている強気の市場を、ブル・マーケットと呼んだり、マーケットの先行きをこれから良くなる!と予想する様子をブルと呼んだりもします。

簡単な使い方は、先ほどもすこしご紹介しましたが、たとえば

ドル買い派をドルブル派、などこういう使い方をします。

ベアは逆にマーケットに対して弱気の意味を現しています。

このベアの語源ですが、熊が攻撃する場合に立ちあがって、前足を上から下へ振り下ろすことから、その上から下への動きの力強さの比喩としてベアと呼ぶます。

援護表記は「bear」で、意味は熊の意味です。

使い方はブルの反義語として使われる方法が多く、たとえばベアマーケットは弱気の相場の状態を表します。

プライマリーバランス

プライマリーバランスとは、国や地方自治体の財政状況を表す指標のことです。

国債などの借金を除いた歳入と、過去の借金の元利払いを除いた歳出の差額のことを現しています。

この指標の見方ですが、歳出の方が多ければ赤字となり、将来の借金負担がその対象の経済規模に比べ増大することになります。

歳入が多ければ黒字となり、新たな借金は過去の借金返済に充てられるため、財政が健全であることを示します。

このプライマリーバランスが赤字とならず均衡することは、国債発行残高の増加を止めるための重要な条件になるといわれています。

現在の日本の財政は、毎年の国債発行なくては成立しない状況で、2004年度予算のプライマリーバランスは約19兆円の赤字となっています。

2008年膨大な財政赤字に苦しんでいる大阪府の財政健全化案がだされましたが、この中でも不足分は府債でまかなう予算案が立てられました。

まだまだ財政健全化への道は厳しいと思われます。

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