仲値

仲値とは、顧客向け為替レート(TTS・TTB)の平均値で、銀行が顧客に対し10万円未満のFX取引をする際の基準レートとして用いる外国為替レートのことです。英語ではTTM (Telegraphic Transfer Middle rate)といいます。
毎日(休業日を除く)午前10時に発表されます。

ナッシング・ダン

取引不成立となることをナッシング・ダンといいます。
それに対し、取引が成立することをダンといいます。

成行注文

成行注文とは、注文時点で提示されている為替レートで売買する注文方法です。
あらかじめ値段を指定して売買する指値注文に比べ、早く確実に売買ができますが、不利な値段での取引になってしまうことがあります。ツーウェイオーダー、あるいはマーケットオーダーとも呼ばれます。

成行注文

価格を明示せず、数量のみを指定して注文を発注し、そのときの市場価格で即時に注文を約定させる注文手法のことです。。 注文の一部または全部が即時に約定しなかった場合には、残った注文数量が全て取消されます。 成行注文は、指値注文に優先して売買が成立しますが、相場変動が大きいときには、予想外の価格で売買が成立する可能性があるため、注意が必要であるです。

難平

レートの変動による損失を平準化するための投資手法のひとつであり、評価損が発生しているポジションに対して、追加でポジションを加えることによって平均取得コストを下げることです。

ちょっと詳しい用語解説

仲値(TTM)

仲値(TTM)とは、銀行等金融機関が出す顧客向けレート設定の基準になる相場のことを指します。

この仲値は、インターバンク市場のレートを参考にして決定されて、おおよそ午前10時にそれぞれの銀行から発表されます。

たとえば、FX取引会社の口座に100ドルの残金があるとします。この100ドルを円に変えて出金したいと考え、FX取引会社にその旨連絡します。

そうするとFX取引会社から。その日のドルと円の変換のたのレートを提示してきます。これが所謂「中値」です。

また、東京外国為替市場では、この仲値を公示する時間帯時間帯が重要であるというセオリーもあります。

一般的にこの時間帯に円がらみの通貨ペア、たとえばドル円、クロス円などに動きがでることがあるといわれています。

成行注文

成行注文はFXの注文方法の一つで非常によく使う言葉です。間違いのないようにしっかり覚えましょう。

成行注文とは、売買レートをFX会社にあらかじめ明示せずに、数量のみ(たとえば1000通通貨とか)を指定して、FX会社の提供する注文画面をみながら、刻々と変化するレートをみながら、自分がここだと思った値段の時に注文を発注して即時に約定させる注文方法のことをいいます。

つまりリアルタイムに値動きをみながら、ポジションを立てていくやり方です。

素早く思い通りに注文を成立させたい時には有効で、指値注文よりも優先して執行されます。

ただ激しく値動きしている時などは、注文がかさなることで希望の値段と離れた金額で約定してしまう場合もあり注意が必要です。

成行注文とは逆に値段を決めて注文することを指値注文といいます。

難平

難平とは、通常はあまり漢字で表されることは少なく、「なんぴん」もしくは「ナンピン」と表されることが多いポジション取得のテクニックのひとつです。

通常は、相場が思惑と反対方向に動いてしまった場合に、買い増し又は売り増すことによってポジションを増やし、損失を限定させる手段のことを指します。

複数のポジションを持つことで、平均購入価格を下げるもしくは上げてふみあげられてしまったポジションのリスクを回避する効果があります。

例を出しますと、

1ドル=100円で10000ドル買ったとします。

しかしマーケットは買った当事者の思惑に反して1ドル=98円まで下がってしまったと仮定してみましょう。

このまま売却してしまうと、2円(100円-98円)×10000通貨=2万円の損失となってしまいます。
そこで、1ドル=98円で更に10000通貨を買い増します。こうすることで、1ドル=99円で20000通貨持っているのと同じ効果を得ることができるというわけです。
 
ナンピン後に、1ドル=98円からドルが高くなり、99円まで相場が動いた場合には。もし98円で追加購入していなければ、まだ10000円の損失が出たままですが、98円で10000通貨買い増している場合は、99円で20000通貨をもっているのと同じことになっていますので、損失を出さずに済んだということになります。

次に売りでのナンピンを考えてみましょう。
原理は買いでのナンピンとまったく同じです。

ドル円が100円の時に100円で10000通貨の売りポジションをもったとします。しかしながらマーケットはドル高にすすんで、1ドル102円までドル高が進んでしまいました。

ここで102円で10000通貨の売りを追加でポジションを取ります。つまり101円で20000通貨の売りをもっているのと同じ効果になります。

ここで相場が円高に進んで1ドル101円になれば、100円まで戻さなくても、損出をださずに済むということなります。

ただしナンピンの怖い部分は長期のトレンドが発生している際に、トレンドと逆の方向にナンピンし続けることになってしまった場合です。

たとえば1ドル100円で100円の買いポジションを10000通貨たてた場合に、98円まで円高が進んでしまったので、98円で10000通貨の買いポジションを追加して、平均買いポジションを99円まで上げます。

しかしドル円は長期下降トレンドにはいってしまい、1ドル96円まで下がってきてしまいました。この時点で損失額はなんと60000円です。しかもポジションを多く持っているので、マージンコールの金額がまでの余裕がなくなり、今後新しくポジションを立てれば立てるほどマージンコールを受ける可能性は高くなり、ナンピンもしずらくなっていきます。

もし、手持ちの資金の量をこえて、ドル円が下がり続けてしまったら、最悪、ほとんどの資金を失ってロスカットということになってしまう場合もあります。

なんぴんは便利なようで、長期トレンドや思わぬ事故、災害などで、相場が動いてしまった場合にはとても危険な手法となってしまうのです。

そのメリット・デメリットの両方を良く考えて使うようにしましょう。

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