移動平均線を市場分析に初めて用いたのは、アメリカのチャート分析家であるJ・E・グランビル(1923年~2013年)である言われています。

グランビルは、1960年代にグランビルの法則を考案し、この法則は瞬く間に世界中に広がり移動平均線というテクニカル分析も、一気にメジャーな分析手段として確立されました。

そこから移動平均線は多くのトレーダー達によって様々な解釈がなされ、沢山のトレード手法が開発されています。ここでは、移動平均を使った基本的な手法について解説していきます。

グランビルの法則

グランビルの法則は、アメリカ人のジョセフ・グランビルの考案した移動平均線を使ってトレードするテクニックの一つです。
グランビルの法則では、移動平均線と価格レートの組み合わせや位置によって売買タイミング図っていきます。それでは詳しく見ていきましょう。

グランビルの法則の売買ポイント

買い(赤丸)

    1. 移動平均線が下降から、横ばいもしくは上昇に転じる時に、レートが移動平均線を上抜いた時。 (ブレイクアウト)

 

    1. 移動平均線が上昇している時に、レートが移動平均線を下回った時。(押し目買い)

 

    1. 上昇中の移動平均線に向かってレートが上方から下降してきたが、 移動平均線を割り込むことなく、再度上昇に転じた時(押し目買い)

 

    1. 下降局面において下降しつつある移動平均線から、相場が大きくかけ離れて下落した時。(逆張り)

 

売り(青丸)

    1. 移動平均線が上昇から横ばいもしくは下降に転じる時に、レートが移動平均線を割った時。 (ブレイクアウト)

 

    1. 移動平均線が下降している時に、レートが移動平均線を上回った時。(戻り売り)

 

    1. 下降の移動平均線に向かってレートが下方から上昇してきたが、 移動平均線を割り込むことなく、再度下方に転じた時(戻り売り)

 

    1. 上昇局面において上昇しつつある移動平均線から、相場が大きくかけ離れて上昇した時。(逆張り)

 

1と4は相場の転換を狙い、2と3は相場のトレンドに仕掛ける

グランビルの法則は4つあるわけですが、実際のところよく使われているのが順張りに相当する2と3です。

これらは、相場のトレンドが見えている時に、移動平均線まで押したり戻してきた時に狙う手法ですので、狙いやすく、勝率も安定しているのが特徴です。

そのため、多くの個人トレーダーに人気のある手法となっています。
グランビルの法則は、どの移動平均線でも適用できますが、グランビル自身は200日移動平均線を利用していたと言われています。

ちなみに、私はEMA10を使ってトレードしています。

このチャートは、EMA10でグランビルの法則2と3が綺麗に決まった時のチャートです。
一度トレンドが発生したあとに、ローソク足がトレンド方向を向いた移動平均線に近づいて離れていく値動きはよく見られます。

シンプルですが効果的な手法ですのでトレード手法の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

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