様々な種類のあるインディケーターは、それらを上手く組み合わせることでより精度の高い相場分析や優位性の高いトレードをする事が可能になります。

もちろんインディケーターが多いほど有利になるわけではありませんが、インディケーターの弱点を補い合うような組み合わせでセッティングすれば、相場がよく見えるようになるはずです。

ここでは、よく使われる組み合わせ方の例を紹介します。

クマ君
インジを色々と組み合わせるのって面白いよね。
チャートがかっこよくなって、出来るトレーダーになった気分になるし。

ウシ君
まぁインジを組み合わせるのは悪いことじゃないけど、ドツボにハマルと抜け出せなくなるリスクもあるから要注意だよ。

同じ指標を複数のパラメーターで同時に表示させる

これは特に移動平均線のような、シンプルな指標を使う時によく使われる方法です。
オシレーター系ではRCIがよく使われます。

同じ指標を複数同時に表示させる場合は、短期、中期、長期の3つのパラメーターを使うことが多いです。上のチャートでは、移動平均線でもRCIでも9、26、52の値を使っています。

よく使われるパラメーターは以下の通りです。
短期:5~15
中期:20~50
長期:50~200

これらの使い方は、長期で相場の流れを把握して、中期と短期を参考にしながら長期の流れの方向に仕掛けていくのが一般的です。

パラメーターの設定について

どのインディケーターでもパラメーターの設定次第で動き方や見え方が大きく違ってきます。

基本的には、パラーメーター値が小さいほど直近の値動きの影響を受けやすいためにジグザグしやすく、パラメーターが大きいほど直近の値動きの影響が小さくなるので滑らかなカーブになります。

このため、小さなパラメーターの指標だけではダマシに会うことが多くなりますが、中期や長期の期間の推移も一緒に見ることで相場の流れを捉えながらピンポイントで狙っていく事ができるようになります。

ウシ君
小さなパラメーターは本当に直近の動きを反映するだけだから、そればかり見ていたら「木を見て森を見ず」という状態になりやすいから要注意だよ。

トレンド系とオシレーター系を組み合わせる

トレンド系とオシレーター系を組み合わせるというものメジャーなやり方です。

これは、トレンド系のインディケーターでトレンドが発生していることを確認して、オシレーターで押し目や戻りを形成した後に狙っていったり(上のチャート)、トレンド系の指標でエントリーの判断をしてオシレーターで利益確定をする、といったインディケーターの使い分けをしていくものです。

各インディケーターには「得意な値動き」がというものがあります。例えば移動平均線等のトレンド系指標は文字通りトレンド相場には強いですが、レンジ相場にはめっぽう弱くダマシを頻発します。

一方でストキャスティクス等のオシレーター系は、レンジ相場ではよく機能する反面、トレンド相場では上限や下限にへばりついて使いものにならなくなります。

トレンド系とオシレーター系を組み合わせるときは、それぞれの特徴と得意な相場をしっかりと把握した上で、上手に使い分けていく必要があります。

ウシ君
理想はお互いの苦手な箇所を補い合うような組み合わせだよ

なんでも組み合わせれば良いってものでもない

ウシ君
トレーダーの使ってるチャートを見るだけで、「この人はどんな力量の人なのか?」ってことが大体わかるんだよ。

クマ君
なんで?

ウシ君
初心者や「勝てていないだろうなぁ」って人は、チャートのインジが無駄に多くて、その構成もメチャクチャなんだよ。見にくくてわかりにくい。

クマ君
それって僕のことじゃないか!

インディケーターを多く表示させると、チャートが華やかになります。
凄い分析が出来ているようにも見えます。

そのせいか、初心者の方などは非常に多くのインディケーターを同時に表示させがちです。
例えば下のような感じですね。

このように単に有名なインジケーターや人が「使えるよ」と言ったインジケーターを並べたところ何の優位性も発揮しません。

時にはインジ同士が示す方向が全くの逆方向を示して、混乱の元になることもありますので、無駄に多く使う必要はありません。多くのインジを使うということはそれだけ多くの情報を選別する必要もあることは忘れないでくださいね。

 もちろんチャート全体に整合性があって、どんな状態の時にどのインジを参照するか?などの決まったルールがあれば大丈夫です。
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