基本用語

公開市場操作

日本銀行が市中に流通する通貨量を調節することを目的に、有価証券、手形類を金融機関との間で売買することで市場の資金量を増減することです。
日本銀行の有効な金融調節手段の一つです。
通貨の量が多過ぎるときには手持ち証券を売却して資金を市場から吸い上げ、逆に市場で通貨が不足しているときには市中から証券を買い上げて資金を放出します。

 

鉱工業生産指数

鉱工業部門の生産動向を指数化したもの。
産業別と財別の分類がある。また景気総合指数の一致指数に採用されています。
国内総生産の発表が四半期毎なのに対し、鉱工業生産指数は毎月発表されるため速報性が高いといえます。

 

購買力平価説

物やサービスの価格は通貨の購買力を表し、財やサービスの取引が自由に行える市場では同じ商品の価格は1つに決まるという一物一価の法則が成り立つとき、国内でも海外でも同じ商品の価格は同じ価格で取引されるので、 2国間の為替相場は2国間の同じ商品を同じ価格にするように動き均衡する、という考えです。

この均衡した為替相場を指して購買力平価といいます。
購買力平価説は、為替レートを決定する概念の一つで、為替レートは自国通貨と外国通貨の購買力の比率により決まると考える理論です。スウェーデンの経済学者グスタフ・カッセルが、1921年に発表しています。

 

小売売上高

小売業の売上をサンプル調査により推計し、発表している指標。
耐久財・非耐久財に分類されます。
速報性に欠けるため、月毎の発表値だけでなく中期的なトレンドも勘案して判断されることがあります。

 

国内総生産

国内の一定期間に生み出された財・サービスの付加価値を市場価格で表した総額。
経済成長率の動向を判断するうえでの代表的な指標です。

 

固定相場制

固定相場制とは、為替レートを一定の水準に固定する制度のこと。
経済的な基盤が弱い国や不安定な国は、為替レートを変動制にしてしまうと、ちょっとした経済変動で為替レートが大きく動いてしまい、 そのことがさらに経済を不安定にさせる要因として働いてしまう可能性が高いです。そのため、そうした国の多くは固定相場制を取っています。 固定相場制には、ドルなど特定通貨との連動制(ペッグ制)、複数通貨平均値との連動制(バスケット制)などがあります。

 

コール・オプション

コール・オプションとは、通貨を買う権利のことです。
通貨を売買する権利をオプションといい、通貨を売る権利のことをプット・オプションといいます。

 

ちょっと詳しい用語解説

公開市場操作

公開市場操作とは、中央銀行が実施する金融政策のひとつで、中央銀行が金融市場で、手形やCP、国債などを売買することで、市場に資金を供給若しくは吸収し、マネーサプライの調節を行うことをいいます。

売買によりそれぞれ、「買いオペ」「売りオペ」と呼ばれています。

2008年当時はサブプライムローン問題の影響で、ニューヨークタイムでの公開市場操作は、ほとんど日課となっていました。

 

鉱工業生産指数

鉱工業生産指数とは、鉱業または製造業に属する企業の生産活動状況を示す指標のことを指します。

最近の経済のサービス化で、経済全体から見た鉱工業の比重はに年々減ってきてはいますが、今なお、この指標は景気動向を敏感に示す物として注目されています。

ただし、発表数値の振れが大きいことでも有名で、その点を常に考慮におれるべきであります。

 

購買力平価

購買力平価とは、為替相場の決定メカニズムを説明する、経済学の仮説で使われた概念です。

ある国の購買力が他国でも等しい水準となるように、為替レートが決定されるという考え方です。

この購買力平価の説明において、よくひきあいに出されるのが、あのみんな一度は口にしたことがあるのではないかと思われるハンバーガーです。

世界のほとんどの国で手に入り、同一の商品なので、この購買力平価の説明にはとても都合のよい商品です。

またこのハンバーガーという商品の場合、野菜や牛肉など農畜産物・ストローなど工業製品・店員の人件費製品の物流コスト等々、多くの経済的な要素を費用の中に含んでおり、財政・サービス全般の平均としての購売力平価を表示するものとして優れています。

そもそも外国為替市場のように、外貨を求めようとする行為というのは、その求めたい通貨の国のサービス購入するともいえるわけで、購買力平価から大きく乖離した状態が長く続くような相場はやはり異常なのしれません。

 

雇用統計

この雇用統計は一般の新聞でも話題になるほどの重要で有名な指標です。

基本的にはアメリカの雇用に関する統計のことを指しています。

失業率、非農業部門雇用者数、製造業雇用者数、小売就業者数、週労働時間、賃金のインフレ状態を示す平均時給など、全10項目の指標から成り立っています。

この10項目、すべてが重要な指標といえるのですが、なかでも特に注目をうける指標が失業率と非農業部門雇用者数変化です。

この2つの指標が事前予想と大きく値を変えている場合などには、マーケットが乱高下する場合があります。

アメリカの雇用統計は、日本と異なり発表が翌月初旬と時期が早いために、景気に対する一致指数としての重要度が非常に高くなっています。

この指標が重要視される理由として、雇用の失速・企業部門の不調は家計に直結してくるため、消費行動におおきな影響力をもっているためといわれています。

 

コール市場

コール市場とは、インターバンク市場間で行われる短期の貸し付け、借り入れ市場のことを指します。

コールとは、英語のCALLの意味で「呼べばこたえる」つまり、短期で回収できるという意味あいからつけられた名前で、各金融機関の短期的な資金不足を調整する役割を果たしているといえます。

 

五十日

これは日本では、昔から有名な言葉で「ごとうび」と読みます。
よく五十日は、銀行や車が混むといいますね。

カレンダーで5と10がつく日、つまり5日、10日、15日、20日、25日、30日を五十日といいます。

きりが良いという日本的な商習慣で、ビジネス上の決済支払日は五十日に設定されていることが多く集金や支払いが多く発生するために、銀行や道が混むという仕組みです。

FX関連に目をむけますと、五十日には、輸出入業者も決済するため、ドルの売買が活発になるといわれています。

五十日の仲値公示時間あたりでは、為替相場に動きがみられることがあります。

 

ゴールデン・クロス

ゴールデン・クロスとは、ローソク足と移動平均線の組み合わせを用いたテクニカルにおいて、短期と長期の2本の移動平均線を用いて売買のタイミングを探る方法におきるタイミングの呼び名です。

ゴールデン・クロスとは、短期、もしくは、中期の移動平均線が中期、または長期の移動平均線を下から上に突き抜け交差したポイントのことを指してます。

この状況が意味している事は、それまでの下降トレンドが終了して、新しい上昇トレンドの始まるポイントであるということを意味し、買いの好機と捉えることができます。

またその逆をデッド・クロスと呼びます。

短期、もしくは、中期の移動平均線が中期、または長期の移動平均線を上から下に突き抜け交差したポイントのことを指してます。

この場合は、上昇トレンドが終了して、そこからが新たな下降トレンドが始まることを意味しています。

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