1つの時間軸で見た場合、順張りと逆張りは比較的わかりやすいですが、2つ以上の時間軸で見ると、少しややこしくなります。

それは、上位時間軸で見ると順張りなのに、執行時間軸でみると逆張りになっていたりと様々な現象が見られるからです。

ここでは2つの時間軸で見た順張りと逆張りについて考えましょう。
使用するチャートは執行時間軸を15分足、上位時間軸を2時間足としています。

ウシ君
執行時間軸と上位時間軸はまったく違った動きに見えるから難しくなってしまいがちだけど、大きな流れの中に小さな流れがあることを理解できれば、それほど難しくはないよ。

上位時間軸が上昇トレンド、執行時間軸も上昇トレンド

ロングする場合

上位時間軸も執行時間軸も上昇トレンド中にロングするのは正に「2時間足順張りの15分足順張り」です。
両方の時間軸でトレンドが一致していますので、心強いエントリーとなります。

  しかし、トレンドが進みすぎている場合は天井を掴む可能性もあります。
要注意です。

ショートする場合

上位時間時軸と執行時間軸の両方のトレンドとは逆に仕掛けますので、これは「2時間足逆張りの15分足逆張り」です。
強い向かい風の中、無理しながらも進んでいくイメージです。

稀に天井を掴んで大な利益を出すことができますが、ピンポイントで天井からショートを仕掛けるのは難しいため、勝率は決して高い戦法とは言えないでしょう。

上位時間軸が上昇トレンド、執行時間軸は下降トレンド

ロングする場合

これは上位時間軸レベルの押し目買いに相当しますので、「2時間足順張りの15分足逆張り」となります。

執行時間軸だけで見れば逆張りになりますが、上位時間レベルの追い風は吹いていますので、上手くいけばピンポイントで上位時間軸の押し目を狙うことができます。

ただし、執行時間軸レベルでは下降トレンド中ですから、上位のトレンド方向に進んでいくにしても、一気に進んでいくというよりもある程度上下しながら進んでいくことが多いです。

ショートする場合

これは上位時間軸では逆張りに相当し、執行時間軸では順張りに相当しますので「2時間足逆張りの15分足順張り」となります。

この状態でショートを仕掛ける場合、執行時間軸で見れば順張りとなるものの、上位時間軸の大きな流れに逆らうことになりますので、少し難しいトレードになることも多いです。

上位時間軸が下降トレンド、執行時間軸も下降トレンド

ロングする場合

これは上位時間軸で上昇トレンド、執行時間軸でも上昇トレンド時にショートをする場合と同じく、2時間足逆張りの15分足逆張りです。

このロングは落ちているナイフを掴むようなトレードになることが多く、かなり難易度の高いトレードとなります。

ショートする場合

これは上昇時間軸でも執行時間軸でも上昇トレンド時にロングをする場合と同じく2時間足順張りの15分足順張りです。

両方の時間軸でトレンドが一致していますので、非常にわかりやすく、そして狙いやすいエントリーとなります。

上位時間軸が下降トレンド、執行時間軸は上昇トレンド

ロングする場合

これは、上位時間軸が上昇トレンド、執行時間軸が下降トレンドの時にショートする場合と同じく、「2時間足逆張りの15分足順張り」となります。

この場合は、執行時間軸では上昇トレンド中であったとしても、上位時間軸から見れば絶好の戻り売りポイントであることもあるため、注意が必要です。

ショートする場合

これは、上位時間軸が上昇トレンド、執行時間軸が下降トレンドの時にロングする場合と同じく、「2時間足順張りの15分足逆張り」となります。

これは上手くいけば上位足レベルの戻り売りをピンポイントで狙得ますので、リスクリワードレシオの高いトレードが可能となります。

まとめ

ここでは2つの時間軸における順張り・逆張りについてまとめてみました。
2つの時間軸の場合は、順張りの順張り、順張りの逆張り、逆張りの順張り、逆張りの逆張りと大まかに4つに分けることができます。

個人的にオススメしたいのが、上位時間の方向に仕掛ける「順張りの順張り」と「順張りの逆張り」です。
これらは大きな流れに従ったエントリーになりますので、損小利大のトレードがしやすくなります。

3つ以上の時間軸を使う場合は、もっとややこしくなりますが、同じように考えていくとわかりやすいと思います。

ウシ君
マルチタイムになると一気にテクニカル分析が難しくなる・・・と言う人も多いけど、じっくりと考えてみると、色々と見えてくると思うよ。
一番分かりやすいのは、Forex Tester3のような過去の相場を実際に動かせるツールを利用することだね。
マルチタイムで相場を動かしたら、大きな流れと小さな流れが見えてくるはずだよ。
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